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エアコンのカビが多い少ないは?稼働時間と換気の時間です。

2014/08/12

こんにちは。

今日は、エアコンのクリーニングをしている中、「カビの多いエアコン」「少ないエアコン」をお客様のお話しを聞きながら比較して内容を纏めたのでご案内したいと思います。

≪まず最初にカビの発生する条件は≫
栄養・・・食品や木材だけでなく、ガラス・鉄・接着剤なども栄養とします。
温度・・・5℃~35℃で発育しますが、特に20℃~28℃が一番元気になります。
水分・・・湿度60%を超えると発生しやすくなり、80%を超えると勢いを増します。
酸素・・・ほんの少量でも酸素が有れば発育します。

カビが多いエアコンの1番は稼働時間が長い事です。

生活環境により違いはありますが、お話をお聞きする中でエアコンの稼働時間が長いと思われたのは、オール電化の家にお住いのお客様です。

夏は冷暖冬は暖房年間を通して除湿にエアコンを利用されている方が多いと思います。
それにプラスして、高気密・高断熱の素晴らしい家になっている事が多く、室内の空調はエアコンがメインでコントロールしているお住いですね。

居住者にとって非常に過ごしやすく快適なお住いですが、エアコンの中だけはカビにとっても過ごしやすい環境(条件)になってしまいます。

※エアコンで除湿を行うと、室内の湿度は下がりますが、反面エアコンの中は室内の水分を集めますので多湿になります。

その次はマンションなどで気密性の高いお住いでしょうか。

たとえば、我が家のエアコンは冷房のみで利用は夏場だけだとしても、「ご夫婦が共働きで夜間に冷房を使用し、昼間は留守で窓などを閉め切り」にしているお客様が多いと思います。

「窓などを閉め切り」にしている事がカビにとっては過ごしやすい環境(条件)になってしまいます。

反面、カビが少ないエアコンは・・・常日頃、部屋の換気が行われているエアコンです。

失礼に当たるかもしれませんが、チョッと田舎で「家には取られる物は無い」「悪い奴もいない」と言って、昼も夜も網戸で生活をしているお客様のエアコンでは「未だクリーニングの必要は無いんじゃない!」「取付けて何年? えっ!もう10年以上なの!!」 という事が何件も有りました。

※ちなみに、坂本の実家も「取られる物は有りません」、なので「エアコンのカビは超~少ない」です(笑)。

当然、網戸で生活をしていますので、エアコンの稼働時間が少ない事が1番の要因ですが、プラスして大切なのは換気です。

エアコンの中まで換気により乾いているので、カビの発生条件の水分が少ない事からカビにとっては発育しずらい環境(条件)になります。

話を纏めますと、上記のカビが発生する条件の何か1つでも抑える事が出来れば良いのですが、出来る事としたら換気をマメに行って水分を減らす以外は難しいと思います。

エアコン自体の機能で内部乾燥をすることは出来ますが、その機能を使って(使えていない)カビの発生を抑えきれているお客様には未だ出会っていません

ん~ん。常日頃、網戸の生活は不安ですよね。

やはり、昨今の私達の生活環境でエアコンにカビが発生してしまう事は仕方が無い事になります。

営業と受け取られてしまいますが、エアコンには定期的なお掃除が必要だと思います。

お掃除のご依頼は生活費のご負担となり大変な事ですが、ご家族の健康を考え定期的なエアコンのお掃除費用を1年間または2年間ごとの必要経費として取り入れて戴けたら幸いです。

また、エアコンクリーニングのご依頼が多い時期は5月から7月のエアコン利用前ですが、9月と10月の利用後のお掃除でお考え頂ければ「例年お掃除代金の割引を行っている時期です」

ご負担を減らせると思います。

ご相談・ご質問は、お気軽にお問合せください。

よろしくお願い致します。

お問合せ 04-7186-5558 坂本までお願い致します。

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