こんにちは。
おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。
今回は、市販の「エアコン洗浄スプレー」についてご案内させて頂きます。
市販のエアコン洗浄スプレーは、使い方を間違えると「エアコンが故障」したり、「水漏れの原因」になる可能性が有りますので、十分に注意をしてください。
①電装部品に洗剤がかかると、エアコンが故障したり事故に繋がる事も有ります。
スプレーの噴射をしっかり見て電装部品の近くにはかからない様に十二分注意して下さい。
※お掃除機能付きエアコンの場合には、アルミフィンの前にフィルター枠(お掃除ユニット)が有るため、上手にスプレーできないと思います。
また、お掃除機能付きエアコンの場合は、正面(中央部)にメイン基盤や各種電装部品が有る機種が多いため、洗浄剤が掛かってしまう可能性があるのでお勧めできません。
②汚れが多い場合には「水漏れの原因」になる事も有ります!
熱交換器(アルミフィン)に汚れやホコリが多いと洗浄スプレーで流しても、エアコン内部のホコリやカビが外に流れきれずに、ドレンパンの中に残ってしまう可能性がイッパイあります。
そして、ドレンパンの中に残ったホコリやカビが乾いて固まってしまうと、その汚れがダムのように「冷房・除湿で発生した結露の水」を堰き止めてしまい、ドレンホースから上手く外に水が流れないで、エアコン室内機から水漏れを起こしてしまう事も有ります。
また上手く「結露の水」が流れたように見えても、ドレンホースの中でホコリが詰まってしまう事も・・・あるようです。
上記の通り、スプレーをかけた後にホコリ等の汚れがエアコンの中で、乾いて固まってしまうと、その時は問題の無い場合もありますが、その後にプロのエアコンクリーニングを行う事で、残っていたホコリの固まりが、高圧洗浄(洗剤洗浄と濯ぎ洗浄)により流れ(動き)だし、ドレンホースを詰まらせてしまう可能性も普通に有ります。
通常、おそうじ本舗 我孫子駅前店のエアコン分解クリーニングでは、電装部品を保護(養生)した上、機種や汚れ具合で異なりますが、洗剤と濯ぎの水を合わせて 15リットル程度(洗浄スプレー約30本~40本相当)を使用してエアコン室内機を洗浄しています。