こんにちは。
おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。
今回は、ご存知の方には当たり前の事なのですが、ほとんどの方々がご存じない「エアコンの説明書に記載されている禁止事項」を、ご案内させて頂きます。
それは、エアコン室内機の下に、他の電気製品や家財などを置いてはいけない・・・ということです。
「えぇ~! そんなの知らない! なんでダメなの~?」
そんな声が聞こえてきそうなので、最初にエアコンの説明書に記載されている注意・禁止事項を、切り抜いて貼り付けましたので、ご確認頂きたいと思います。
※貼り付けたのは、パナソニック様と日立様のエアコン説明書に記載されている内容2つです。
ご覧頂けましたか?
禁止として「他の電気製品や家財などを置かない」と記載されていますよね。
※ちなみに、他のメーカーさんも、みんな同様です。
特に「パソコンやサーバーなどの情報機器は置かないようにしましょう!」
※機器は再購入できますが、作成したデーターは再購入できません。
※最悪の場合はデーターが消滅する可能性だってあります・・・ご承知おきください。
禁止の理由としては? エアコン室内機は、冷房と除湿を使用すると、エアコン内の冷えた熱交換器に暖かい空気が入って来るので、結露が起こり水が発生します。
※結露とは、例えば冷たい水の入ったコップを放置しておくと、コップの周りに水滴が付く現象の事です。
そして、エアコン内で発生した結露の水は、室外機付近に設置されている、ドレンホースから流れ出るようになっています。
※室外機の横で水が出てくるホースを、ご覧になった事ありませんか。
※クルマのエアコンも水が出てきますよね。
駐車場でクルマを停めていると確認できると思います。
このドレンホースが、「①エアコンの汚れによる詰まり」や「②虫の侵入による詰まり」や「③ホース先端の埋没」や「経年劣化でのホースの損傷」などで、結露水の流れが悪くなると、エアコン室内機から水があふれて、ポタポタと冷房・除湿の稼働状況により、結露した水が落ちてくる事になります。
また、お部屋の湿度が高い状態だと、エアコンの外装プラスチックや風向ルーバーなども、冷房運転がハードに働いていると冷やされて、プラスチック周りに結露を起こし、結露水がポッタポッタと落ちてくることも有ります。
※この現象は、気温・湿度の高いときにエアコンクリーニングを行い、直後から冷房を低い温度設定で稼働させると起こることが有ります。
※エアコンクリーニングの後など、エアコンの効きが良くなった事で、外装プラスチックも冷やされ、結露が発生する事も多々あります。
この事から、エアコンの下にある物は結露水で濡れる可能性が有り、壊れたり破損するという最悪な結果になる可能性があります。
なので、エアコンメーカーさんはエアコンの下に他の電気製品や家財を置くことを禁止事項として、説明書に記載しています。
※ちなみに、エアコンが稼働しているときは、どなたか人が居ると思いますので、水漏れに気が付けば「直ぐにエアコンを停止」して、「下の物も移動」して「バケツなどを置いて水を受ける」のが初期の対処方法になると思います。
今までにお伺いしたお客様で、エアコンの下に置いてある物といえば、テレビ・ベッド・家具類なので・・・ご注意ください。
このブログをご覧のお客様。ご理解できましたでしょうか。
もしもの事を考えて、説明書の通りエアコンの下には「物を置かない」のがお勧めですが、お住まいの構造上で難しい事が多いと思います。
そのような場合には「直ぐに移動できない物は置かない」ことをお勧め致します。
お気を付けください。
最後に、当店ではエアコンクリーニング時に、室内機から発生する結露の水の流れが悪い場合・水漏れを起こす可能性があると思われた場合には、「エアコンの状況」と「当店で対処できる内容」と「エアコン工事会社等に依頼をお勧めする内容」をご案内しています。
※エアコンの熱交換器(アルミフィン)を洗浄した洗剤及び水の流れる経路と、エアコンの熱交換器に発生した結露水の流れる経路が一緒なので、洗浄した水の流れ方を見れば、水漏れを起こす可能性があるエアコンなのか?は、概ね判断できます。
※外装プラスチックの部品で結露を起こす事は、全てのエアコンで想定できる事です。
だから説明書で注意喚起していると思います。
よろしくお願い致します。
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