こんにちは。
おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。
今回はこの夏2回目のご利用のお客様で、「リンナイ製の暖房はガスを使用するタイプのエアコンクリーニング」にお伺いさせて頂きました。
型式はRHW-3728Vで、お住まいに備え付けのエアコンになります。
室内機のクリーニング方法は通常のエアコンと一緒です。
※室外機が通常のエアコン室外機とは異なり特殊な機器になっています。
インターネットで調べると部品供給が終了しているようなのでプラスチック部品の破損には特に注意です。
分解・養生後にアルミフィン(熱交換器)を洗浄していると、・・・ドレンホースの先端から冷房使用時と一緒で水が出てきますが・・・出てきません。
確認すると、ドレンホースなどを壁に固定しているカバーの下から水が漏れ出てていました。
ということは、ドレンホースがカバー内のどこかで切れてしまっている事が考えられます。
後で確認する事にして洗浄を続けると、今度は洗浄した水がドレンパン(熱交換器に付着した結露水の受け皿)から全く流れ出ていきません。
今度は、詰まってしまいました。
お客様にエアコン洗浄スプレーのご使用をお聞きすると、過去にご利用になった事が有るとの事でした。
詰りも発生すると、後で確認という訳にはいきません。
ドレンホースのカバーを開けてみると、ホースの途中で結合部が外れてしまっていました。
これで、ホースの先端から水が出てこない事は理解できました。
次に詰りですが、外れたホースの途中からエアコンに向かって太目の針金を通してみても遺物(詰り)が有りません。
となると、エアコン洗浄スプレーを使用したエアコンのドレン詰りで一番多い、室内機のドレンパンからホースに流れ出る所の詰りが考えられます。
しかし、ドレンパンの詰り確認は洗浄用の養生を施した電装の下から外に出るホースに繋がっており、養生を取らないと解消も解決も出来ません。
そこで、エアコンのアルミフィンと送風口の洗浄を継続して終わらせる事を優先しました。
※アルミフィンを洗った水は詰りで外に流れませんので、送風口を洗った水と一緒に室内でバケツで受け取る事になります。
洗浄後にエアコン洗浄カバーと電装部の養生を取り、電装の固定ビス4本を外し少し持ち上げてスペースを作り、太目の針金でドレンパンからホースに出ていく穴を突っつく事、1・2・3・4・5回。
ゴポゴポという音と共にビシャー!
と、詰りが取れてドレンパンに溜まった水が一気に流れ出して行きました。
これで、ホッと一安心。
外れたドレンホースも結合してテープで固定。
カバー内に納めて補修も完了です。
※この時期(多忙)に、修理や工事を専門業者さんにお願いしたら、待たされるのを覚悟しなければなりません。
※ドレンパンの詰りは直さないと、冷房の使用で室内機から水が漏れてきますので、エアコンが使用できなくなってしまいます。
エアコンの冷房試運転で、ドレンホースの先端から水が流れ出てくるのを確認して作業完了です。
作業予定を1時間オーバーしましたが、これでお客様も安心してエアコンが使用できますし、私もスッキリしてお客様宅を離れる事ができます。
本当に解決できて良かったです。
エアコン洗浄スプレーを使用すると、条件によりトラブルを起こし易くなります。
できれば、ご利用をひかえる事をお勧め致します。
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今後とも、よろしくお願い致します。
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