こんにちは。
おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。
今回は午前と午後ともに、当店を初めてご利用になるお客様で、高気密高断熱のお住まいに設置されて、お掃除機能付きエアコンのクリーニングの日となりました。
午前のお客様は「ダイキン製のお掃除機能付きエアコンの室内機と室外機のセットクリーニング」で、午後からのお客様は「パナソニック製のNewタイプのお掃除機能付きエアコンのクリーニング」です。
高気密高断熱のお住まいには、「窓を開けなくても良いように」小型の換気扇が各部屋に備え付けられているのが一般的です。
この設備は、お部屋の空気を自動で新鮮な空気に交換して快適空間を作ってくれます。
そして、湿度(結露)も抑えてカビなどの発生を防いでくれる最良の建物です。
しかし、気密性の高い家にお住まいのお客様から、エアコンクリーニングのご依頼が絶えません。
早いお客様はエアコンを新品で購入してから、1年でカビ汚れが原因のクリーニングご依頼を頂いています。
なぜなのでしょうか?
それは、高気密高断熱のお住まいは「窓を閉めた状態」で、住む人や建物に「快適な空間を作りだしている」事にあります。
エアコンが冷房や除湿を行うと、お部屋の中の湿った空気を吸い込んで、空気中の水分を取り除きながら、室内に冷たい風や乾いた風を吹き戻しています。
では湿った空気中の水分はどこに行ってしまうのでしょうか。
そうなんです。エアコン内の熱交換器に付着しています。
その、付着した水分はドレンホースを通って屋外(室外機近くのホースから)に出されますが、当然ながらエアコンの内部は水気でビショビショの多湿状態になっています。
この多湿状態がエアコン内にカビ汚れを発生させる原因です。
では、エアコン内部の多湿状態を解消(乾燥)するにはどうしたらよいのでしょうか。
そうです。「窓を開けて換気をする事」でエアコン内を乾かす事が出来ます。
えっ! 話がチョッと変ですよね。
窓を閉め切った状態で快適空間を作り出す新しい住まいで、窓を開けて換気をしていたら、最新の自動換気システムの意味が無いじゃないですか。
※ちなみに、暖房運転でエアコンを乾かす方法もありますが、冷房時期に暖房運転が出来ますか?
出来ないですよね。
自動換気システムではエアコン内部を乾かすまでの換気は難しいようです。
もう、お解り頂けましたよね。
気密性の高いお住まいではエアコンが頑張って、夏・冬の室温調整を行っているから快適空間が作られているのです。
しかし、冷房と除湿で頑張っている時のエアコンにとっては、快適な空間では無いようです。
だから汚れるのも早いのです。
そう言えば、家を新しく建て替えて、エアコンクリーニングのご依頼を頂いたお客様が、こんな事を言っていました。
「昔住んでいた家では、エアコンが汚れて臭いがする事なんてなかったよ。」
「最近のエアコンは出来が悪いんだな!」
いえいえ、違います。エアコンの問題ではありません・・・(上記説明をしました)。
今の時代・これからの時代は、定期的なエアコンクリーニングが必須になってきます。
エアコンクリーニングを怠ると、快適空間が全く快適では無い空間になってしまいます。
是非、本当の意味の快適なお住まい空間をお作りください。
よろしくお願い致します。
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