こんにちは。
おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。
今回は、いつもお世話になっている「洋菓子屋さんのフロア洗浄」に、坂本1人でお伺いさせて頂きました。
先ずは、フロア全体を掃除機がけしてから、養生作業に入ります。
店内には動かせない木製のテーブルやショーケースなどが有ります。
クリーニング中に、汚れた水や洗剤が飛び散って、テーブルやショーケースを汚してしまう事はNGです。
店内全ての床面ギリギリから上50cmに養生を施しました。
いかがでしょうか。
貼り付け面の素材が木製のために、養生用のマスカーテープをそのまま貼ると、剥がす時に粘着力の強さから木を傷めてしまいます。
※マスカーテープは折りたたんだビニールの一方に緑色の粘着部を取り付けた、貼って伸ばせば簡単に養生が出来てしまう優れものです。
今回は床面ギリギリに貼って、ビニールを上に伸ばして養生しました。
そのため、粘着力の弱いマスキングテープ(黄色の紙テープ)を下地として貼ってから、そのテープ上にマスカーテープを貼っていますので、2種類のテープを店内ぐるっと貼って回ります。
※この作業が、キチンと丁寧に出来るかどうか・・・が、他店との差別化ポイントになります。
続いては洗浄作業になりますが、床の素材は上の写真の通り、焼き物調(素焼調)に作られている、約30cm角のタイルで凹凸が有る滑らない落ち着きの有る床剤です。
ポリッシャーに緑ブラシをセットするのと、床洗浄に多用している洗剤を薄目に希釈してタンクにセットして回します。
薄目の洗剤を使用する理由は、特別強い・特殊な汚れが無い事と、一番は床の素材が液体(洗剤)を染み込むような事が有ると、洗剤分を床材に残してしまい変色させてしまう恐れがあるからです。
万が一の事態も考えた上で、安全な作業を行う事を心掛けています。
目立たない箇所でテスト洗浄を行い、洗剤が染み込まない事を確認して、本格的な洗浄に入りました。
緑ブラシのポリッシャーをグルンぐるん回して、洗浄出来ない隅や角やタイル目地は、デッキブラシを使用しての補助作業を行って汚れを落として浮かしていきます。
次は、床の上に残っている汚れた水の回収作業です。
おそうじ本舗のR2D2こと、乾いたゴミ以外に液体もグングン吸い込めてしまう掃除機が有ります。
本舗カーに積んでお伺いしましたが、汚水の回収方法はモップで拭き上げながら汚水を吸い込ませる作業方法を選び、上の写真の左下にあるモップ絞りを使用しました。
掃除機で汚水を吸い上げた方が作業時間は短縮できますが、モップで拭き上げを行えば、もしもポリッシャー(ブラシ)で落とせない汚れが有ったとしても、モップで擦る事により落とせる可能性があります。
念には念を入れた、モップ作業の選択です。
※ブラシの汚れ落としを言葉で表現すると「かき出して落とす」になります。なので、凹凸のある床などに効果が有ります。
そして、モップやスポンジは汚れを「擦って落とす」になります。これは、平らな面の洗浄に効果が有ります。
ですから、今回の床剤の場合はブラシだけでなく、汚水回収にモップでの拭き上げ作業を行えば、よりキレイに仕上がるのでは・・・と思い選択しました。
モップを何度も洗って絞りながら汚水回収も行って、最後はマイクロモップで仕上げ拭きをして床面の乾燥です。
今回の作業では、店内を3分割して「洗浄・拭き上げ汚水回収・仕上げ拭き」を行いました。
※3分割にした理由は、洗浄後の汚水回収を速やかに行いたかったからです。
もしも、洗浄した汚水が乾いて固まってしまったら・・・もう一度洗浄です。
残るは、乾燥と養生の撤去です。天候も良かったので仕上げ拭きを行った床面は、15分程度で乾いて歩けるようになり、室内用のスリッパを履いて店内にグルッと貼ってある養生を取り去って作業が完了です。
午前中ピッタリ3時間の作業となりました。
この度は、フロア洗浄のご依頼を頂き、本当にありがとうございます。
これからも、よろしくお願い致します。
お問合せは ☎04-7186-5888 (坂本まで)
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