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食用油は酸性に変化!油汚れ放置は換気扇の塗装を傷めます❣

2024/08/10

こんにちは。

 

おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。

 

 

当店の換気扇クリーニングをご利用くださるお客様の中には、レンジフードの外周りとフィルターはご自分でキレイにお掃除されている方もいらっしゃいます。

 

 

それでも、フィルターを外した奥に関しては、なかなか難しいようで・・・換気扇クリーニングご依頼の理由になっています。

 

 

そんな中で、「お客様に知って頂きたい事」が有ります。

 

 

「換気扇レンジフードに油汚れを、付着したまま放置しておくと、換気扇内の塗装やコーティングを傷めてしまう!」・・・という事です。

 

 

別の表現をすると、どんな換気扇でも 2年・5年・10年と換気扇の中に油汚れを放置しておくと、「ツルツルな塗装面のツヤ(艶)を無くしたり」・「油が塗装の中に染み込んだり」・「塗装を浮かせたり」・・・と、油汚れは思いもしない悪さ(塗装を傷める)・・・します。

 

 

塗装やコーティングが傷んでしまうと、換気扇のお掃除の時に「油を取ると表面のツヤが無くなっていたり」、「油と一緒に塗装が落ちてしまう」場合が有ります。

 

 

この事は、お客様ご自身で換気扇のお掃除をしている最中に、塗装が取れてしまった経験が有る・・・そんな方も多いと思います。

 

 

※塗装が取れてしまう換気扇の多くは、黒い塗装の換気扇レンジフードです。

 

 

そこで、「なんで油汚れが換気扇レンジフードの塗装を傷めてしまうのか?」・・・を、今回はご案内したいと思います。

 

 

最初に「食用油は、弱~い酸性の食品」なんですが、ご存じでしょうか?

 

 

※身近な「普通に酸性」な物といえば、酢酸・クエン酸などがありますが、「強い酸性」な物では硝酸・塩酸などがあります。


どなたでも、「塩酸」と聞けば危険で「物を溶かしてしまう恐い薬品」・・・とイメージできると思います。

 

 

ここで、酸性・中性・アルカリ性などの液性を測定できるリトマス試験紙を使って、我が家の食用油を測ってみました。

 

 

最初の写真が、現在使用している油の中から1点・・・測定してみました。

食用油をお椀にとって、リトマス試験紙に付けてみました。

試験紙が黄緑色になっていますよね。

 

色によるpH値の判断はpH6~5です。

 

中性がpH7なので、「pH6or5は弱酸性」になります。

 

(アルカリ性の場合は試験紙は青くなりpH値は8・9・10・・と上がっていきます。)

 

 

次は、賞味期限を約2年も過ぎてしまった、古い食用油を測定してみました。

 

※収納の奥になぜか残っていた油です

同じように、食用油をお椀にとって、リトマス試験紙に付けてみました。

試験紙が黄色くなっていますよね。

 

色によるpH値の判断はpH4です。

 

中性がpH7なので、「pH4は普通の酸性」になっています。

 

 

上の写真で、新しい食用油は「弱~い酸性」という事が証明できたと思います。

 

そして、年月が経った古い食用油は「普通の酸性」になってしまう事も・・・。

 

 

ですから、油が付着ている時間が短ければ、ツヤが少し無くなる程度で済みますが3年・5年・10年と経過時間が増すごとに、油が換気扇の塗装を傷める事になってしまう・・・という事です

 

 

ちなみに、油は塗装だけでなく、換気扇のファンハウジングなど金属の表面も溶かしてしまいます。

 

ツヤ消しの金属部が、油が垂れた跡だけツヤ有りに・・・いつも見かける光景です

 

 

換気扇の油汚れは限界が来たら、おそうじ本舗に頼めばいい・・・と、甘く考えないでくださいね。

 

油を落としても、見た目に綺麗に仕上がらない・・・そんな事が有りますので。

 

換気扇をキレイに長く使いたいお客様は、油汚れが付着した換気扇をそのままにしないでくださいね。

 

 

是非、参考にしてください。

 

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

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