こんにちは。
おそうじ本舗 我孫子駅前店の坂本です。
当店の換気扇クリーニングをご利用くださるお客様の中には、レンジフードの外周りとフィルターはご自分でキレイにお掃除されている方もいらっしゃいます。
それでも、フィルターを外した奥に関しては、なかなか難しいようで・・・換気扇クリーニングご依頼の理由になっています。
そんな中で、「お客様に知って頂きたい事」が有ります。
「換気扇レンジフードに油汚れを付着したままにしておくと、換気扇内の塗装やコーティングが傷んでしまう!」・・・という事です。
別の表現をすると、どんな換気扇でも 2年・5年・10年と換気扇の中に油汚れを付着した状態にしておくと、「ツルツルな塗装面をサラサラにしたり」・「油が塗装の中に染み込んだり」・「塗装を浮かせたり」・・・と、思いもしない悪さ(傷める)を・・・します。
塗装やコーティングが傷んでしまうと、換気扇のお掃除の時に「油を取ると表面のツヤが無くなっていたり」、「油と一緒に塗装が落ちてしまう」場合が有ります。
この事は、お客様ご自身で換気扇のお掃除をしている最中に、塗装が取れてしまった経験が有る・・・そんな方も多いと思います。
※塗装が取れてしまう換気扇の多くは、黒い塗装の換気扇レンジフードです。
そこで、「なんで油汚れが塗装面を傷めてしまうのか?」・・・を、今回はご案内したいと思います。
最初に「食用の油は弱酸性の食品」なんですが、ご存じでしょうか?
身近な酸性な物といえば、酢酸・クエン酸などがありますが、強酸性な物では硝酸・塩酸などがあります。
どなたでも、「塩酸」と聞けば危険で「物を溶かしてしまう恐い薬品」・・・とイメージできると思います。
そうなんです。
食用油は、弱~い酸性の食品なんです。
ここで、酸性・中性・アルカリ性などの液性を測定できるリトマス試験紙を使って、我が家の食用油を測ってみました。
最初の写真が、現在使用している油の中から1点・・・測定してみました。